TikTokアプリは何種類あるの?
TikTokは全世界で8億人ものユーザーを抱えていますが、日本版・シンガポール版・フランス版…などとアプリを分けることはしておらず、TikTokアプリは中国を除き全世界で一つしかありません。
中国はネット検閲が厳しいため独立した「抖音」と呼ばれる中国版TikTokがあるので、世界には中国版TikTokとグローバル版TikTokの2種類があります。
私たち日本人が普段使っているのもグローバル版TikTokです。
この記事は、グローバル版TikTokで海外の動画を見たい、海外のユーザーに向けて動画を出したい人向けの記事です。
TikTokはユーザーに適した言語の動画をおすすめしてくれる
日本人がTikTokを見ていると、通常は日本語の動画がおすすめに表示されます。海外の動画も流れてきますが、マジックやパフォーマンスなどの言語を理解できなくても面白さがわかる動画だけがおすすめに表示されます。
TikTokアプリは、ユーザーがどの国の人かを判別し、そのユーザーに適した言語の動画をおすすめします。
例えば、日本人がタイ語で動画を作って投稿しても、TikTokに日本人として認識されている以上は、その動画はターゲットのタイ人に届くことはありません。結局その動画をタイ語がわからない日本人が見て、そのままスワイプされて終わります。
また、日本人がタイ語の動画を見たいと思っても、おすすめにタイ語の動画が現れることはありません。
TikTokは8億人のユーザーの国籍をどうやって判別してるの?
TikTokは、端末に入っているSIMカードでユーザーの国籍を認識しています。
TikTokの設定で、アプリの言語とコンテンツ設定で言語を設定できますが、これを変えてもおすすめされる動画に変化はありません。全く無意味な設定項目です。
自分が海外のユーザーとしてTikTokを利用したい場合は、一度TikTokを閉じて、スマホに海外現地のSIMカードを挿してからTikTokを起動してみてください。これをするだけで国の切り替えが可能です。
台湾の動画が見たい、台湾の人に動画を見て欲しい場合は、台湾のSIMカードを挿してTikTokを起動するだけでOKです。
おすすめに出てくる動画も、自分が出した動画を見るユーザーも全て台湾のユーザーになります。
国の切り替えがうまくいかないときは?
すでに自分のTikTokアカウントに日本人ユーザーがついてしまっていたり、過去にあげた動画に日本人からいいねをもらっている場合は、国の切り替えがうまくいかない場合があります。
海外のユーザーに動画を見せたい場合は、海外のSIMカードを挿した状態で、アカウントを作り直すことをおすすめします。
僕はこの方法で、日本にいながらも「日本用TikTokアカウント」と「台湾用TikTokアカウント」を独立して運用することに成功しました。
SIMカードの入手方法
Amazonで買う
SIMカードによる国の切り替えは、アクティベートされていないプリペイドのSIMカードでも可能です。Amazonなどで格安で販売されているので、ターゲットの国で発行されている一番安いSIMカードを買えばいいと思います。
ちなみに、同じSIMカードを挿しても、iPhoneとAndroidで認識される国が異なる場合があるので、注意してください。
台湾のSIMカードはこちら↓
メルカリで買う
メルカリでも海外のSIMカードが販売されていることがあります。
短期間しか使えないプリペイドSIMカードは、メジャーな国のものなら500円前後で売っているので、500円のクーポンがもらえるコードを入力すれば、実質無料で購入できます。
500円のクーポンがもらえる招待コード:MGHWAU

まとめ:国の切り替えは現地のSIMカードを挿すことで実現できる
TikTokで国を切り替えたい場合は、現地のSIMカードを挿してTikTokを起動すればいいよという記事でした。
ここ数年で国を跨いだインフルエンサーが増えてきています。日本に住みながら海外でインフルエンサーとして活躍したい人は、まずはこの方法を使ってTikTokから攻めてみるのはいかがでしょうか。